ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他



ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他

商品カテゴリー:ミュージック,CD,DVD,クラシック,音楽
収録曲:ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18, 前奏曲嬰ト短調op.32-12, 練習曲集「音の絵」op.33~第1番ヘ短調, 練習曲集「音の絵」op.33~第2番ハ長調, 練習曲集「音の絵」op.33~第9番嬰ハ短調, コレッリの主題による変奏曲op.42,
セールスランク:4098 位
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暗い森の音楽

家にはラフマニノフ自身が弾いているピアノコンチェルト全曲と、グリモーさんの
弾いているこのCDがあります。比べると同じ曲なのに全然違って聞こえるので
とてもびっくりします。わたしはグリモーさんの二番はとても好きです。冒頭の
九拍、ダーン、ダーン、ダーン、ダーン、と、弱音から強音にクレッシェンドするところ、
音が大きくなっていくだけのはずなのに、何か暗い森の扉が開いて、霧の中から
ピアノとオーケストラがせり出してくるような、強弱じゃなくて、前後に音が変わっていく
立体的な音がします。どうやったらこんな音楽ができるんでしょう。

パパは叙情的な音楽は叙情的に弾いてはいけない、とよくいいます。グリモーさんは
全然音を揺らさず、指に鋼鉄が入っているのではないかと思うような強くて濁らない
打鍵で音楽をなぞっていきます。硬質な演奏なのにそれがとっても叙情的に聞こえる。
わたしはこの演奏がとっても好きです。この世にある美しいものリストに入れています。
解釈と創作

数多くの著名な演奏者による遺産とは一線を画しているようである。解釈とその表現という演奏活動ではなく創作活動であるのかもしれない。TELDEC3984-26869-2と同質の演奏と感じられるもので、TELDEC3984-26869-2が名刀の切れ味ならば本盤は堅固な一つの建築様式の具現か?
ラフマニノフ ピアコン2のみコメントさせていただきます・・・

可愛い?、ジャケットを見た第一印象でした。
そしてピアコン2が始まると、とても女性が弾いているとは思えない打鍵の強さ、そしてリズムワーク。
恥ずかしながらエレーヌ・グリモーの演奏を初めて聴きました。

強弱(あるいはテヌートなのでしょうか?)とタメ(あるいはテンポ取り?)が独特ですね。
この呼吸が引っかかるようなタメやテンポ取りは、ちょっと好き嫌いの分かれる演奏かもしれません。

同じことがオケにも言えて、ピアニストに合わせたような演奏になっていると感じました。

ライナーノートの彼女の言葉に、
「色彩は、音楽を別の感覚で捉えたものです。」
とありますが、聴いていてちょっと色彩の捕らえにくい演奏かも。

でも個性的で楽しめました。
テクニック的には良いのかもしれませんが、あとは好みの問題でしょう。
ピアノは見事ですが、オケの音色が硬いのでは・・・

 この協奏曲は親しみやすい曲であることから、割と多くの演奏を聴いてきたのですが、すべて男性ピアニストであり、今回のグリモーが私にとって、初の女性ピアニストのラフマニノフでした。
 第一印象で判断してはいけないのですが正直言って驚きました。演奏はまるで男性が弾いているようなタッチなのです。言い過ぎかもしれませんが、2度目録音のアシュケナージ版のほうがよっぽど女性らしい演奏をしています。表現はどちらかと言えば、必要以上に叙情に走ることなく、むしろ、感情を突き放したような冷静な演奏をしています。技巧的にも曲の状況に応じてタッチを使い分けるなど、非常に優れたものを持っていると思います。
 ただ、気のせいでしょうか、この演奏はどうも残響音が不足しているように思えて仕方ないのです。解説書によれば、録音はワトフォード&ベルリンとしか書いてないのですが、特に管弦楽が活躍する第一楽章など、どうしてもオケが硬い音色に聞こえてしまいます。アシュケナージの指揮はフィルハーモニアo.を見事に統率していてさすがであると思うし、決して必要以上にロマンチシズムに走るべきではないと思うのですが、やはりここではやわらかいオケの音色が求められたように思います。
 他の演奏については初めて聴く曲目であり、まだあまり馴染みもないことからコメントは省かせていただきます。
やはり美人は特をする...

お恥ずかしながら、グレモーの演奏(レコード)を初めて聴いた。まず購入して目に入ってしまうのは、ジャケットに映ったブロンドの美しい女性=グレモーだ。先入観を持って聴くのはよくないと思うが、この人が弾いてるんだ。と思いつつ、CDプレーヤを回す。が、聞こえてくる音楽は、ジャケット写真からは想像もつかなかった、深い情感と深い呼吸に満ちたピアノ(事実このレコードにはグレモーのものと思われる息づかいが聞こえる)であった。リヒテル盤の様な静の美しさを求める人には向かないかもしれないが、私はこの盤楽しめたし、気に入った。カップリング選曲も良い。
(このレビューは輸入盤向けに書いてあったものを再構成しました)



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